１２００年続く歴史と伝統を持つ京都で庭師の梅野星歩が匠の技を使って竹の結界と関守石という結界ワークショップ・デモンストレーションをパリで行います。

世界では民族や宗教・資源や環境という「境界」を巡り争いが起こっています。

日本では外部と内部との「曖昧」な「中間領域」を大切にしています。建築と庭園では「庭屋一如」という自然と密接な関係性が生まれていきます。

雨が降る事も風が吹く事も地震がおきる事も人間はコントロールできません。自然と向き合い気づき発見する事が人類の知恵となってきました。

「結界」は人と自然環境・人と科学技術・人と命などの境界を再確認するための物です。

「境界」を共有・共感し全ての人が平和で平等で安全な暮らしをできる事を心から望んでいます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅野星歩/Seiho Umeno